診療看護師(JNP)について

診療看護師(JNP) 前川

2015年10月より特定行為に係る看護師の研修制度が始まりました。看護師5年以上の経験と看護系大学院での2年間の教育を受け、日本NP教育大学院協議会での資格認定後、当院で診療看護師として勤務しています。国立病院機構では診療看護師の育成を行っており、独自に JNP(Japanese Nurse Practitioner)と命名しています。

診療看護師とは、医師の指示のもとである特定の医行為を行うことができる看護師です。2025年には超高齢社会を迎えるにあたり、安全を担保しながらタイムリーな医療の提供が求められています。日常診療では、医師と協働してこまやかな問診や身体診察、緊急外来での初療、手術の第2助手などを行っています。特定医行為としては直接動脈穿刺による採血や創部ドレーン抜去などを行っています。

高齢者は複数の疾患を持ち合わせていることがほとんどで、症状も多彩です。認知機能低下などで症状が訴えられない場合など現状を把握するのに難しいケースも多く存在します。また、独居や老老介護などの社会背景から、来院されるまでの状況把握に時間がかかることや退院後の生活に不安がある方もみえます。医行為だけでなく、患者様に起こっていること、背景、背景や精神面など総合的、全人的にとらえて、多職種と連携しながらスムーズな診断、治療への寄与と看護の両側面からアプローチとケアを実践しています。

現在各診療科をローテーションしていく中で、日々知識と技術を習得しながら、院内で横断的に動ける診療看護師を目指して活動しています。地域にお住まいの皆様が安心して暮らせるよう、チーム医療の一員として病院づくりに参画しています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

スタッフと専門領域

前川 志帆

診療看護師