地域医療連携室より

地域医療連携室

当院の地域医療連携室は、地域完結型の医療提供体制を目指し、地域のさまざまな医療関係者の方々のご協力とご理解を賜りながら、患者様、ご家族様のご期待に応え、地域医療の発展に寄与していきたいと考えております。

また、当院では、現在厚生労働省が推奨する「かかりつけ医」と病診連携を図るため、開放型病院として地域の先生方にベットや医療機器の開放を計画しております。地域の先生方と当院の叡智を結集した入院プランを幅広く公募しておりますのでご意見賜りますようお願い申し上げます。

開放型病院入院プラン

▸糖尿病教育入院

紹介医を中心に担当医、担当看護師、栄養士と当該患者で、加療計画を検討する会を紹介医の日程に合わせて入院中に設定する。

▸肝臓がん加療入院

紹介医と担当医で治療計画を協議し、担当看護師を加え治療計画を当該患者に説明する。

▸虚血性心臓病入院

紹介医と担当医で検査結果をもとに、治療計画を協議し、担当看護師を加え治療計画を当該患者に説明する。

▸在宅患者の緊急入院

紹介医と担当医、担当看護師、ケアマネージャーで治療計画を作成し当該患者に説明する。

患者様に関する質問・不明な点がありましたら、連携室までお問い合わせ下さい。

お問合せ先: 0120-212-454(直通・フリーダイヤル) Fax:0120-087-437
受付時間:平日8:30~17:00(FAXにつきましては終日送信いただけます)
担当者:竜口

 

病診連携について

  1. 1. 高性能CT(造影CT)、MRI、RI(核医学)検査、放射線治療、血管造影(診断・治療)、マンモグラフィー、最新の放射線診断装置を地域の先生方に気軽に使っていただくために、地域医療連携室を通して予約いただけます。即日専門の放射線医師による報告書をつけてお返しします。
  2. 2. 気管支鏡、消化器内視鏡などの内視鏡、生理検査部門の予約について、ご希望に添えるよう当院専門医と調整します。
  3. 3. 地域の先生方と密に連絡を守り、急性期型病院としての使命を守ります。急性期を過ぎた患者は積極的に逆紹介を行います。急性変化の場合は24時間救急体制で診察・入院対応させていただきます。
  4. 4. 講習会・勉強会などの開催について、地域の医師会、医療機関の先生方にも広く門戸を開き、開催の情報提供を引き受けます。

放射線検査・治療を受けられる方へ

  • • 検査はすべて予約制になっています。日時をお間違えのないようご注意下さい。都合で検査に遅れたり来院できない場合は、必ずご連絡ください。
  • • 検査予定30分前に医事課③番紹介窓口にお越し下さい。予約時間に遅れますと、検査が遅れたり、検査できない場合があります。
  • • 妊娠中・妊娠の可能性のある方は、必ずお申し出下さい。
  • • 過去、同様の検査で使用した造影剤などで副作用の既往がある方は、お申し出下さい。
  • 検査予約申込書
▸MR検査

検査によっては絶食の必要があります。また、下記の方は、検査前に必ずかかりつけの先生または当院ヘご相談下さい。
・ぺースメーカー装着者
・脳動脈瘤や心臓手術歴のある方
・刺青や体内に金属のある方

▸造影CT検査

指示がない限り、午前の検査の方は朝食を、午後の方は昼食を取らずにお越し下さい。(水分摂取は可)

アレルギー、喘息、腎臓疾患のある方、過去に造形検査で副作用を起こされた方は、必ずお申し出下さい。

▸RI(核医学)検査

検査開始時間および所要時間は検査により異なります。

検査に使用する放射性医薬品は検査当日しか使用できない高価な薬品ですので、検査日時は間違えないようお願いします。

▸放射線治療

診察日(火曜午前)が決まっており、ご予約日以外では診察できません。

▸血管造影検査

前処置はかかりつけの病院で行います。詳細はかかりつけの先生より、ご説明があります。

 

病診連携広報誌「ちどり」

病診連携広報誌「ちどり」Vol.24   病診連携広報誌「ちどり」Vol.23

 

各診療科より

血液・腫瘍内科

診療の基本方針

  1. 1. 医学的根拠に基づいた有効な医療を適切な時期に提供します
  2. 2. 十分な医療情報提供を行い患者さんの権利を尊重します
  3. 3. 新しい時代の医療を取り入れ、常に研鑽努力しています
  4. 4. 地域の医療ニーズに応える医療を目指します

外来

  • • 新患の方にできるだけスムーズに外来診療を受けていただけるよう受診される前に、当院 地域医療連携室へ電話またはFaxでのご連絡をおすすめします。
  • • 緊急の場合は、外来診療日以外でも対応しますので、地域医療連携室または病院受付にその旨をお伝えください。

対象疾患・診療内容

造血器腫瘍(白血病、悪性リンパ腫、骨髄異形成症候群、多発性骨髄腫、骨髄増殖性腫瘍)、赤血球の異常(各種貧血、再生不良性貧血)、血小板・凝固系の異常(血小板増多症、血小板減少症、血友病、播種性血管内凝固症候群)、非感染性リンパ節炎(「菊池病」など)等が対象疾患となります。

病棟は3床の無菌室があり、難治性血液疾患といわれる白血病、悪性リンパ腫の疾患に対し、個々人の年齢、全身状態を考慮した化学療法を行っています。外来では、特発性血小板減少性紫斑病、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、再生不良性貧血など比較的穏やかな疾患に対する診断・治療を行っています。

当院は外来化学療法室がありますので、外来化学療法も可能ですが、患者さんの年齢や状態、ご希望をうかがって短期入院での化学療法も行っています。また、患者さんのQOL(quality of life)を保つように輸血療法を外来で行っています。

抗体療法(例:B細胞性非ホジキンリンパ腫に対するリツキシマブ)や、多発性骨髄腫に対するボルテゾミブやサリドマイドなどの新規薬剤を対象疾患の治療に取り入れています。

通常の治療では治療困難な造血器腫瘍(白血病、悪性リンパ腫)症例などは、九大病院血液・腫瘍内科やその関連施設と治療方針を話し合い、他院との連携で診断・治療を行います。骨髄移植など造血幹細胞移植の適応のある方は移植施設のある病院へ紹介しています。当院での診療を希望される方をご紹介ください。

 

腎臓内科

2006年より腎臓内科を立ち上げ、2007年4月からは二人体制、2008年4月からは三人体制となり、腎炎、ネフローゼ症候群、腎不全などあらゆる腎疾患に対応できる環境が整いました。2008年7月からは新病棟開棟とともに、新しい透析室ができ、透析台が6台に増えましたので本格的な腎疾患診療体制が整いました。腎臓病は自覚症状が出にくく、発見が遅れやすい大きな欠点があります。

慢性腎臓病(CKD)は、心血管イベントのリスクファクターとなることが知られており、腎疾患の早期発見、早期治療はわれわれ腎臓専門医の使命であります。日本腎臓学会でも慢性腎臓病(CKD)の早期発見、早期治療の重要性について、全国ネットで広報活動を展開中です。

検尿異常(とくに尿蛋白・尿潜血がそろっている場合)、浮腫、腎機能障害など、少しでも腎臓病の疑いがある患者様がおられましたら、ご紹介いただきますよう宜しくお願いします。なお、検尿異常では泌尿器科に紹介されることが多いと思います。泌尿器科的異常がない場合は、当科へのご紹介をお願いします。