臨床腫瘍センターについて

がんによる死亡者の20%減少、すべてのがん患者やその家族も含めた療養生活の質の向上を大目標として掲げた「がん対策基本法」が2007年4月から施行されています。この円滑な運用のため、全国でおよそ350か所のがん診療連携拠点病院が指定されており、質の高いがん診療を提供しています。

福岡県全体ではがん診療連携拠点病院は15か所あります。私共の福岡東医療センターはその一つであり、主に粕屋・古賀地区でがんの中心的な医療機関として位置づけられています。当センターでは、がんの種類によってそれぞれの担当の科で専門的な治療を責任をもって行っていますが、これらのがん診療を統括的に行っているのが臨床腫瘍センターです。

臨床腫瘍センターは、相談支援室・緩和医療チーム・がん化学療法センター・がん登録室の部門より構成されています。それ以外にも当院および周辺の粕屋・古賀地区の医師をはじめとした、がん診療に携わる医療従事者を対象とした定期的な勉強会(臨床腫瘍カンファレンス)や研修会(緩和ケア研修会)を開催し、がん診療の全体的なレベルアップを図っています。

 

当院のがん診療について

当院のがん診療は、各科における専門的な診断・治療(手術、化学療法、放射線治療、内視鏡的治療など)のほか、上記各部門が協力した臨床腫瘍センターが統括して管理しています。また、地域医療連携室とも協働し、これまで福岡東医療センターの所属する粕屋医師会が全国的にも先駆けて構築してきた在宅医療ネットワークシステムをがん診療面へ積極的に応用することにより、がんの在宅支援システムも無理なく構築できると考えます。地域のがん患者さんやご家族の悩み、疑問にお答えし、最新のエビデンスのある治療を行い、心のケアも含めた緩和医療、さらにはスムースに在宅治療への移行が提供できるよう努めています。

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