療育指導室

部門紹介

療育指導室は、福祉・発達の観点から、重症心身障害(重度の知的障害及び重度の肢体不自由が重複している状態)をもつ方の日常生活及び社会生活を総合的に支援する部門です。

当院のいずみ病棟には、重症心障害児者が120名ほど入所されています。

いずみ病棟(重症心身障害児者病棟)について

いずみ病棟は、重症心身障害児者のための病棟です。18歳未満の方は児童福祉法に基づく「医療型障害児入所施設」、18歳以上の方は障害者総合支援法に基づく「療養介護事業」として、児者一貫した支援を行なっています。

医療機関としての役割に加えて、多職種で連携し、日々の生活を支えています。また、利用者様一人ひとりの状態に応じて個別支援計画を作成し、細やかなサービスを提供しています。

業務案内

スタッフ・業務体制

療育指導室は、主任児童指導員1名、児童指導員3名、主任保育士1名、保育士5名で構成されています。いずみ病棟における福祉サービスの提供及びマネジメントを行なう福祉職です。

日中活動

一人ひとりの状態や好きなこと、興味のあることなどを基に、集団、グループ、個別活動を提供しています。

行事活動

季節のイベント

誕生会や行事(お祭り、クリスマス会など)を通して病棟生活に変化を加え、季節感のある生活ができるよう支援しています。

社会参加イベント

社会参加の一環として、院外へのバスハイクや院内に外部の方を招待し、演奏会や人形劇などの催し物を企画、実施しています。

地域交流

日々の活動や行事においてボランティアの方々を受け入れ、地域との交流を積極的に行なっています。

その他の業務

  • 個別支援計画の作成、管理
  • 家族、成年後見人との連絡調整
  • 児童相談所など、各行政機関との連絡調整
  • 計画相談事業所との連携
  • 古賀特別支援学校との連絡調整、授業支援
  • ボランティア受け入れ窓口
  • 保育士実習生の受け入れ

新型コロナウイルス感染症の流行状況によって、ボランティア、保育士実習生の受け入れを制限させていただくことがあります。

短期入所について

ご自宅で重症心身障害児者の方を介護されているご家族が、病気やその他の理由で一時的に介護できない状態のとき、いずみ病棟にて短期間受け入れています。

ご利用の際は、事前にお住いの市町村、児童相談所にて申請が必要です。新規申し込み・ご相談は、療育指導室までご連絡ください。

新型コロナウイルス感染症の流行状況により、短期入所の受け入れを制限させていただくことがあります。